バリスタがカフェをクビになりました。
こんにちは、タクトです。
「来週で終わりだから。」
突然降って来たこの言葉により、僕は職を失いました。いわゆるクビ、です。今回はこの話について、つらつらと書いていきます。
ちなみにバイトを掛け持ちしていて、カフェとラーメン屋で働いていました。とは言っても、カフェをメインにやっていて、ラーメン屋の方は名前だけ残しているという状態でした。
今回の出来事は、そのカフェで起こった出来事です。
11月11日日曜日。この日がラスト出勤日になりました。
この日から遡ること2週間前、ある2人の韓国人が新しくスタッフとして入ってきました。1人は男性、もう1人は女性。どちらも30代前半。
この時に、少し「おかしいな」と思ったのが
- スタッフの数は十分足りていたのに新しくスタッフが入ってきたこと。
- その2人はボスと友達で、「給料はいらないからカフェの仕事を勉強させてほしい。なぜなら自分たちの店を出したいから。」とボスにお願いしてきた。という経緯で入ってきたと聞かされていたが、実際一緒に働いた感じ、すでにカフェで働いた経験がある身のこなしだったこと。
そんな違和感を覚えながら、1週間が経った頃でした。
「男の韓国人が新しいボス、女の韓国人が新しいマネージャーになる。そして、彼らはお店をリニューアルする。メンバーも新しくする。韓国人だけを雇う。」簡単にまとめるとそんな内容の連絡がボスからマネージャーに入り、マネージャーが僕たちスタッフにそれを伝えてくれました。
さらに付け加えると「みんな2週間で終わり。ただ残りたい人はもう1回履歴書を送ってくれ。面接をする。」という連絡が新しいボスからきました。
そう、事の真相はオーナーが韓国人に変わり、そいつの意向でボス、マネージャー、スタッフを韓国人でかためたいって話で。ボスもずっとオーナーの権利を売りに出してたらしく。(ボスはオーナー兼任でした)
全く説明のないまま、僕らスタッフはまんまとはめられたというわけです。
当然多くのスタッフが怒りました。「なんで何も説明がないんだ。いきなりすぎる。」と。
2週間後、きれいに12名のスタッフが一気に辞めました。3名は残ったみたいです。ちなみに僕は12分の1です。
出来事の1番の問題点とは…
これにはさすがに驚きました。正直、僕は「そろそろ違うカフェに移籍しようかな」と考えていたし、もう1つ仕事を掛け持ちしていたのでダメージは少なかったです。が、もちろんそのカフェでしか働いていない人もいたので、知らせが急すぎてかわいそうでした。生計もそれで立ててるわけですし。そして、そのカフェのスタッフ間の仲が良かっただけに、もう一緒に働けないのかと思うと残念でした。
何よりもこの出来事の大きな問題点は、韓国人だけでかためるというそのオーナーの意向です。「韓国人だけでやるから君たちはクビ」これは「差別」と言っても過言ではないです。僕の友達や常連のお客さんにもこの出来事の経緯は話して、やはりみんな同じように捉えているみたいでした。
これが果たして海外では珍しくない事なのか、それともオーストラリアでは珍しくない事なのか。それはわかりません。ただ、海外の洗礼を受けたような気がします。
別に怒りとか、そのような感情はありません。思うことは
韓国で店やるならまだしも、ここオーストラリアだよ?
以上