繊細さんってご存知ですか?〜HSPとは?〜
おはようございます。タクトです。
昔から無音だと寝つきが悪いので寝るときにラジオを聞くのだが、オードリーのオールナイトニッポンを聴き始めて約1年、すっかりバックナンバーを漁るほどハマってしまった。
ラジオって面白い。どんな表情でしゃべっているかなど想像を掻き立てるところが面白いポイントなのかな。
さて。
小学生の頃、だいたい放課後は誰かの家で大乱闘か協力して狩りに出ていた。
でも本当はサッカーがしたかった。
「今日サッカーしない?」この一言を言うことができなかった。仲間外れにされたくなかった。
中学生の頃、勉強も部活も必死だった。
僕の周りは優秀だったから。白い目で見られるのが怖かった。
昔から運動や勉強ができない奴はできる奴にバカにされるのを見てきたせいかいつの間にか周りに合わせるようになった。
運動ができて親がPTAの会長をやっている同級生がテレビで見た芸人のマネをしてクラスで太っている子を叩いているのを「痛そう、、、」と思いながら自分は被害者にならないよう当時小学生の僕はそれを見て一緒に笑っていた。
そうして小学生から積み上げられて形成された「表の自分」はいつの間にか「本当の自分」を覆い隠し高校3年の大学受験の時期には全く見失ってしまった。
自分は何が好きで何を学び、どんな仕事をしたいのか。
さっぱり分からなくなり海外に逃げた。
これからは自分の意思で選択すると心に決めた。
海外ではいろんなことをやった。
バリスタやったりホテルでも働いた。
そして2020年にはSEになった。
きっとこれからも自分探しは続く。
あ、ここからが本題。
長々とすみません。
HSP
近頃何かと耳にするこの単語。
HSPとは「Highly Sensitive Person」の略で生まれつき「非常に感受性が強く敏感な気質を持った人」という意味らしい。
HSPは環境や性格などの後天的なものではなく、先天的な気質、即生まれ持った性質であることがわかっています。
統計的には人口の15%~20%。5人に1人があてはまる『性質』であり、稀ではありませんが、裏を返せば、約8割の人はこの性質にはあてはまらないため、HSPの特性は共感を得ることが難しく、HSPでない人たちとの差に自己嫌悪を感じることや、まわりに合わせようと無理をして生きづらさを感じやすくなる性質といえます。
つまりHSPとは人よりも感度の高いアンテナを常に張っている状態なのです。
そしてこの感度のいいアンテナは、小さな仕草や言動で相手の気持ちを汲み取ることができたり、色々なものに深く感動できたりしますが、反面様々なことを敏感に感じ取り過ぎてストレスの要因になるのです。
日本人は国民性から、HSPの割合が海外の人より比較的高いと言われています。
①深く情報を処理する
②過剰な刺激を受けやすい
③共感しやすい
④心の境界線が薄い・もろい
⑤疲れやすい
⑥自己否定が強い
上記6項目がHSPの生まれつきの特性だそう。
HSPというものを知ってネットで調べてみたら25項目くらいの「HSPセルフチェック」があった。
本当はやりたいことがあるのに周りに合わせてしまう自分がいることに対して「世の中生きづらいなぁ。。。」と海外から帰ってきて余計に感じていたから、もしかして自分も当てはまっているのかなと気になった。
一項目ずつ「本当の自分」と照らし合わせながらチェックすると8割くらい当てはまった。
正直もっとドンピシャで当てはまるのかなと思っていたから意外な結果だった。
というのもどうやらHSPの中にも「HSS型HSP」というのもあるらしい。
HSSとは「High Sensation Seeking」(刺激探求型)の略で外向的で好奇心が強いタイプを指すらしい。
つまりHSS型HSPは「非常に敏感なのに刺激を求めてしまう人」のこと。
※ロンドンブーツの田村淳さんなどもそのようです。
いろんな意見があると思いますが…
— 田村淳 (@atsushilonboo) September 29, 2020
HSPについてお話します。#HSP #グッとラック#田村淳 #ロンブー淳https://t.co/7aDd65BGFk
人口の2割程存在していると言われているHSPの内の3割を占めるのがこのHSS型HSPのよう。
HSS型HSPの特徴は「新しい経験や情報を求め、よく外に出ては人と関わりますが、非常に敏感なので結局いつも傷ついてばかり。刺激は欲しいけれど傷つきやすい。」というのを見て、自分がわからなくなって海外に行ってシェアハウスに住んだりしてみたけどやっぱり自分には向いてないなって思ったいつの日かの自分に言われているようだった。
まとめ
実際にHSPであると断定された訳ではないけどHSPという性質を持った人間が存在することが研究の結果証明されているということを知ることができただけでなんだか気持ちが少し楽になった。
そして僕が参考にしたウェブサイトの最後に記載されていたのは「HSPと向き合うにはHSPを正しく知り、受け入れること。」という内容。
これからも自分がどんなことに興味があって何が好きで何が嫌いか正しく知り、受け入れ、そしてそれを最大限生かしていけたらいいな。
おわり