takuto life

IT企業に勤める会社員が書くブログコンテンツです。 週5日働き、週2日休んでまた働く。 そんななんてことない日常と感情に自身の言葉を添えてお届けします。

ホステルで働き、孤独に帰る。〜シェアハウスの暮らしを通じて〜

おはようございます。タクトです。

 

今年驚いたこと第2位は高校の時の仲のいい友だちがぼくの母校(小学校)の先生になっていたことです。

 

 

さて。

 

今年(2019年)の3月に日本に帰国してから9月まで半年間ぼくはホステルで働いていました。

宿泊業という今まで飲食を中心にやってきたぼくからすると違う業種でこれまた新しい挑戦でした。

 

 

 

 

ホステルって?

 

そもそもホステルとはなんぞや?と思ってる人のために軽く説明しておくと、「朝食付き、低価格で宿泊できるよう作られた簡易宿泊施設」のことです。

 

宿泊施設によって提供している部屋のタイプは様々ですが、ドミトリールームが主流だと思います。

ドミトリールームは風呂とトイレはなく、2段ベッドとロッカーがついてきて1泊1000〜3000円で宿泊できます。

風呂やトイレなどの共用部は共有です。

カプセルホテルなんかがけっこう近いと思います。

1階にカフェやレストランなどを併設しているところが多く、ここ数年増えていますね。(ここがカプセルホテルとは違うポイント!)

 

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ちなみにホステルとゲストハウスの違いはハッキリとした区別はなく予約サイトごとに多少定義が異なっています。

(ブッキングドットコムの場合ホステルはフロントがあるゲストハウスはない、など)


それもこれもAirbnb(エアビーアンドビー)が日本で流行り出したのがきっかけでしょうか。

「エアビー」という略称で耳にするようになりました。

 

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部屋を貸したい人と借りたい人をマッチングする民泊サービスです。

いつからか外国人観光客が増え出したこの日本でそのサービスを使わない手はない!と多くの人がビジネスとして利用し始めました。

 

簡易ホテルのことをイギリスでは「B&B」(Bed & Breakfast)と言い、エアビーの「ビーアンドビー」はそれが由来しています。

すでに簡易ホテル「B&B」に馴染みのある日本に来た外国人観光客はもちろん利用したがります。

探すのはエアビーで。

 

こうして日本にもどんどんエアビーが広がっていき、カフェやレストランを併設し朝食を提供している「B&B」のようなホステルやゲストハウスが増えたというわけです。

 

 

ホステルで働こうと思った理由。

 

 

今年の3月までぼくはオーストラリアで海外生活をしていたわけですが、日本で流行る前からすでに海外の人はエアビーを使っていたので当然エアビーの事はなんとなく知っていました。

 

2年間のオーストラリア生活はずっとシェアハウスで生活をしていました。

というか東京にいる今もしています。

なんやかんやでシェアハウス歴は3年になります。

 

そんな暮らしをしていると仕事終わりにリビングで鉢合わせたシェアメイトと「今日仕事でさ〜」と仕事の報告会が開かれたり、暇そうなやつを捕まえては「トランプしようぜ〜」と夜な夜なトランプ大会が開かれたりすることが多々あります。

 

そもそもぼくはひとりの時間が必要な人間で最初は「シェアハウスで生活なんてできるのかな。。。」と心配していました。

いろんな人がいて、毎日しゃべって遊んでそんなシェアハウスの日々は刺激的で、人間同士なので嫌なこともあったけど(笑)、そんな孤独なやつでもとても楽しかったです。

やっぱりひとりの時間は必要みたいでその時はすっ、と静かに自分の部屋に帰ってました。。。(笑)

 

楽しかった経験と「さぁ日本帰ったら何しよっかな〜」と考えていた時に「エアビー」を思い出しました。

 

日本でエアビー使って外国人向けシェアハウスやろうかな。。。

 

とはいっても全くやり方を知らないので勉強しないといけません。

宿泊業でなるべく外国人向けでやっているところ、エアビーに掲載されているようなところ、勉強するために日本で仕事を探し始めました。

 

これがホステルで働こうと思った理由です。

 

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ホステルで働いてみて。

 

 

業務自体はそれほど難しくなくて、フロント、清掃、ベッドメイキング、朝食、キッチンなどレストランが併設されており覚えることは多かったですが覚えてしまえば、というところです。

覚える量は飲食をやっていた時とそれほど差は感じませんでした。

 

フロントを筆頭にホステル全体で提供するサービスは何よりも難しいと思いました。

チェックインはもちろんのこと観光案内、旅行プランの提案、病気やケガの対応、タクシーの手配など海外のゲストが多いというのもあると思いますが、フロントやスタッフを何も準備しないできたのかなと思うくらいめちゃめちゃ頼りにしてきます。

 

宿屋というよりもはやインフォメーションセンターとか便利屋に近かったと思います(笑)。

宿屋はどこも予約サイトの評価を気にしています。

食べログのようにお客さんがつけた評価を見ることができるのですが(よく利用する方はご存知だと思いますが)、やはり評価が高い方が選ばれやすいので予約サイトの評価を気にします。

 

一番予約が多いのが世界最大級の予約サイトブッキングドットコム(たぶんほとんどの宿がそう)です。

 

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ブッキングドットコムのクチコミスコアは10点満点で6つのカテゴリー(ロケーション、清潔さ、快適さ、お得感、施設・設備、スタッフ)の平均点をとります。

6つのカテゴリーの点数を分析して毎月低かった部分を補うよう話し合って修正していってましたね。

 

ゲストと併設されたバーで交流し温泉の後は卓球をして、スタッフとは同じまかないをつつき、住み込み制度もあったので家族同然です。

そんな時間を共有し一緒に空間を作っていく仕事もステキだなと思います。

 

働いていたローケーションが箱根というのも理由にあるのかわかりませんが、ゲストがチルしている光景を目にする日々の中で「この仕事っていつでもできるんじゃないのかな?(リタイアしてからとか)今はもっと今しかできないようなことをゴリゴリやった方がいいんじゃなのかな?」と思うようになりました。

 

www.ausbiznet.com

 

 

まとめ

 

 

あえて固い言い方をすると、ゲストへの受け答え、フラットな交流も含めお客さんへの「親切さ」がよりサービスとして求められる仕事だなと思いました。

今までコーヒーとかを作ってきたぼく的には「創る」要素はない仕事なので人によっては向き不向きがあるのかなとも思いました。

きっと友だちの少ないぼくは親切レベルが低いので向き不向きでいうとあまり向いてなかったと思います。(笑)

 

ただどんな業務内容でお客さんは何を求めていてそのために何をする必要があるのか、いろんなことが学べたのですごく良かったです。

 

こんなぼくを雇ってくれたことには感謝しております。

 

www.instagram.com

 

 

そんなこんなで他にも理由はありますが「今じゃなくてもいいんじゃないか?」という結論にたどり着いてしまったのでまたコーヒーやるのか、違うことなのかはわかりませんが挑戦して行きたいと思います。

 

 

ま、気楽にいこーぜ??ってことで。

 

 

 

 

おわり

 

 

p.s. マコなり社長さんが運営するTECH::EXPART(テックエキスパート)に12月から通うことにしました。

またまた新しことに挑戦することになっちゃいました。

よろしくお願いします!

 

 

 

 

 

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